Saturday, December 6, 2008

インティメイトなタイ・ポップス

Rimg0009-4 先日、福岡に来てくれたOさん夫妻からタイ・ポップスの自選コンピレーションCDをいただいた。実は、ひと月ほど前に郵送してもらったCDの面白さに驚いて「よければ続編をぜひ」とお願いしていたのだ。僕が知っている90年代のタイ・ポップスとは違い、ヴァラエティに富んだサウンドが満載だ。おととい、友人のT君が2年あまりの関西暮らしを終えて念願の福岡転勤で戻ってきた。音楽好きが集まる歓迎会を我が家で催した際、そのCDをBGMにした。「カッコイイ!オリジナル・ラブみたい」とか「カヒミ・カリイよりイケテル!まるで渋谷系だね」などと、みな年相応に驚きの声をあげていたものだ。僕も初めて聴いたときにはそんな印象を持ったのだが、よく聴くとAOR, R&B, SS&W, JAZZなど往年のアメリカっぽいテイストが充満しているようだ。時々、ちょっと泥臭い曲も入っている。よく練られたアレンジには斜に構えたところがなくストレート。センチな歌声には人なつっこさが溢れて、まさに良質の大衆ポップスというところだ。次回、チェンマイに行く機会があったらぜひOさんオススメのCD屋を覗いてみよう。でも、数あるCDの中から、ひとりでこんなナイスな曲をチョイスできるだろうか?アートワークはイケテないらしく、ジャケ買いは無理だろう。やはり、Oさん同伴を願うしかない。