Wednesday, September 10, 2008

東京中のロールアップ派

Rimg0152 "For Stockists"という名前の展示会に参加するようになったきっかけは、大阪のdieciご夫婦からのお誘いだった。存在は知っていたが、業者間の商談の場ということで、卸しをやっていない僕の店には無縁だと思っていた。ところが、改装したマンションを見た2人は「土足対応プランそのもので出店してみれば?」と言ってくれた。その後、改装に際して作ったいつくかのプロダクトをを見たPlay Mountainの郷古さんから「organは、もっとオリジナルを作るべきです」とのエールをもらった。そんなこともあり、ENOUGHの仲間と一緒に参加を決め、あたふたと準備をしたわけである。プロダクトを追加したり、リーフレットを作ったりと、忙しくも楽しい準備期間はあっという間に過ぎ、先日なんとか無事にイヴェントを終えることが出来た。会場となった池袋の「自由学園 明日館」はフランク・ロイド・ライト設計。その講堂で行われた3日間は、様々な業種の参加者と買付に訪れた人達との熱心な商談の場であることはもちろんだが、なにかもっと特別な雰囲気だったように思う。もちろん、よく知っている店の新商品を見たり、久しぶりの再会で近況を報告し合うという親密さがあることは確かだ。でも、初めて会ったり、紹介されたりといったことも多い。しかし、どちらの場合にしても、なんだかみんなひとなつっこい。服装も気張らないお洒落さんばかりだ。あとで野見山さんとも確認し合ったのだけれど、パンツをはいている人は男女を問わず、ロールアップしていたような気がする。ジーンズをひと曲げの人もいるし、軍パンをくるぶしまで上げている人もいる。ひょっとすると、東京中のロールアップ派が集まったのかもしれない。