Thursday, June 4, 2009

レイ・バービー

Rimg0134 今夜はレイ・バービーのライブだった。ハコは一昨日と同じROOMSだが、立ち見で満員、熱気ムンムン、ダン・ヒックスに来ていたヒトはやはりそれ相応の年齢が多かったが、こっちは当然若い。でも、中にはそうでもないヒトもいる。ムカシ知ってたサーファー系の洋服屋さんや、DJの人たちもいて、「エッ、こんなとこで会うとは!」などとお互い意外な顔をする。そう言えば、この辺の音楽をいつごろから聴き始めたのだろう。初めてLAに行った頃からだとすれば4,5年だろうか、一枚だけCDを持っているくらいだ。にもかかわらず、一曲目、ギターのフレーズが始まった途端、グッと来た。フェンダーのジャズ・マスターを抱えたレイ・バービーは、まるでマーヴィン・ゲイみたいなヒゲとスーツ姿で、ゆっくりと身体を揺すってパイプラインをくぐり抜ける。ヴェンチャーズとシカゴ系がミックスしたような音なのだが、どうかするとドゥルッティ・コラムを思わせたり、やっぱりワイルドワンズだったりする。ジャズというかジャムっぽく、要は素晴らしいパーティーバンドなのだろう。会場でもらったフライヤーによると、トミー・ゲレロが9月にやってくるらしい。「250名限定、売り切れ必至」と書いてあった。もちろん、観たい気はあるのだが、ちょっと先のことだし・・・。