
Friday, August 20, 2010
"FISKAS"の魚スープが恋しい

Wednesday, August 11, 2010
アントニオ・ヴィターリ 展

そんな場所を40年振りに訪れたのは、アントニオ・ヴィターリの展覧会のため。organで知育玩具を取り扱い始めた頃、小柳帝さんからの耳打ちで、このスイス出身の素晴らしい彫刻家の木製玩具に出会った。といっても作品集だったのだが、それでも彼の作品の魅力に触れるには充分なほど濃い内容だった。キツネや山羊、象などの動物、赤ん坊を胸に抱いた母とそのファミリーなどが、柔らかなカーブで表現されている。是が非でも実物を触ってみたいと願った。でも、子供の玩具というものは、成長する課程で破棄されてしまうものがほとんどなので、簡単に見つかるものでもない。で、今回ようやく、その全貌に触れることが出来た次第。まさに「子供が初めて手に触れる玩具はこうであって欲しい」と思ってしまう。モチロン汚れちまった大人達も。ちなみに、ヴィターリの作品はすべて廃盤だったのですが、最近ドイツで動物パズル3種類が再発されました。
「クルト・ネフ + アントニオ・ヴィターリ 展」 2010年09月12日まで
目黒区美術館 :目黒区上目黒二丁目19番15号 電話 03-5722-9300
Friday, August 6, 2010
Coper & Rie

1956年、コパーはパリにブランクーシを訪ねた(あいにく不在で会えなかったらしいが)。ジャコメッティにも傾倒していたという。なるほど、あのちょっと奇っ怪なフォルムには観念的なものを感じざるを得ない。しかし、実際に作品を目の当たりにすると、様々な技法を凝らしつつ、ほとんどが口と胴体を持っている。まるで、彫刻に肉薄しつつ、ギリギリのところで器として踏みとどまっているかのようだ。そのことを物語るかのように、各作品のキャプションは単に"Bowl","Pot",そして"Vase"となっている。
見終わって、図録を買おうとしたらTシャツを売っていた。一枚は作品の写真、もう一枚のほうはリーとのツーショット。チョット迷った末、後者に決めた。自家用に使っていた中古のロンドンタクシーの運転席から顔を出したコパーにリーが何か話しかけているショットだ。マッシュルームカットのコパーはカメラを見つめ、リーの視線とは交錯していない。まさに、陶芸の世界へ誘ってくれた彼女と別れ、自身の道を走り始めようとするかのようにも見える。
Monday, August 2, 2010
"NO SHIRTS, NO FOOTWEAR, NO SERVICE"


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