
Saturday, June 28, 2008
”聞き手、鈴木惣一郎”

Sunday, June 22, 2008
平積みされていた「ショーケン」

Monday, June 16, 2008
YABU ONE MAN SHOW
YABUさんの個展のオープニング・パーティーへおじゃまする。場所は「エル・タジェール」というカフェ・ギャラリー。ギターの即興演奏をバックにライブ・ペインティングをやるという。ENOUGHの仲間と一緒に駆けつけると、会場は満員。
さすが、YABUさんの人気は絶大だ。このスペースを運営しているのはサンチャゴさん。久しぶりの再会。彼は、今では全国的にも有名になった「イスラ・デ・サルサ」というラテン・ミュージックのイヴェントを毎夏能古の島で開いているアルゼンチン人だ。「今年は、場所を変えてもっと多様な音楽を紹介するイヴェントにしたい」と、相変わらずの笑顔で話してくれる。ビール片手に談笑していると、突然YABUさんからライブ開始のMCを頼まれる。事前に依頼されていたら遠慮したはずだが、突発的なオファーだとなぜか嬉しい。何も考えないまま「今夜のハプニングをみんなで楽しみましょう」みたいなことを喋る。パフォーマンスは「蝉」というユニットの岡崎氏のギターで始まった。すると、絵の具缶を混ぜ混ぜしていたYABUさんが、おもむろに真っ黒なキャンバスに白い文字を書きつけ始める。みんなの目は、もう釘付けだ。フェンダー・ジャズ・マスターの轟音が、筆からしたたり落ちる絵の具にディストーションをかけている。
ここは、ひょっとして60年代のNY、それとも新宿のアングラ空間? 「予定調和」という退屈で苦痛なものへの異議申し立てとしての「ハプニング」はここ福岡ではドッコイ健在なのだ。それにしても、個展をやるたびにYABUさんの絵は変化する。期間中、ぜひ自分の目で確かめて欲しい。桜坂にある、まるで「傷だらけの天使」みたいなぼろマンションのアトリエでの新たな活動も期待しよう。
YABU ONE MAN SHOW
藪 直樹 個展
14-30 June 2008
12:00-22:30(Mon.-Sat.), 12:00-18:00(Sun.)
El Taller
福岡市中央区赤坂1-5-2 Albe 赤坂2F Tel.092-722-1650


YABU ONE MAN SHOW
藪 直樹 個展
14-30 June 2008
12:00-22:30(Mon.-Sat.), 12:00-18:00(Sun.)
El Taller
福岡市中央区赤坂1-5-2 Albe 赤坂2F Tel.092-722-1650
Friday, June 6, 2008
焼き付けCD

僕の場合は、CDで似たような悩みを抱えている。organで販売するために、面白そうな新譜を見つけてオンラインで問屋にオーダーするのだけれど、10枚の内、「在庫アリ」は3枚くらいだろうか。旧譜にいたっては1枚あるかないかってところだ。新譜といっても、ランキングに登場するようなものではないのだけれど、店にゆけばあったりする。つまり、そうゆうCDは最初のプレス枚数が少なくて、全国の大型店などに行き渡った時点で、在庫切れといった状態なのだろう。なんだか、大量にプレスされる売れ筋CDのあおりを食っているような気がしてならないのだ。
僕は、ランキングなんてマーケティングのひとつでしかないと思っている。いくらでも操作できるとまではいわないけれど、少なくとも参考にするくらいが関の山。これまで、どちらかというと、ランキングされているものはなんであれ避けてきたといっていい。なんだか「買わされている」ような気がしてならないからだ。どうせなら、自分で仕入れたネタをたよりにしたいと思う。それだったら、もしハズしても自業自得、勉強代だと思えばいい。もし、自分が信頼している人のネタならもっとありがたい。ハズれることは、とても少ないからだ。
先日のENOUGHのイヴェントの際、grafの服部さんにあるお願いをした。grafがデザインした真空管アンプのお披露目でかけるCDを各々選曲しようというものだ。まずは、僕のほうから焼き付けたコンピCDを送り、それに呼応するように彼のCDが届いた。実は、僕には密かな確信があった。服部さんはトロンボーン奏者なのである。数々のデザイン・ワークをプロデュースするだけではなく、なんと、あの谷啓と同じ楽器を奏でるのである。一体、どんな曲を選んでくれるのか、「期待するな」というのは無理な相談である。で、結果は・・・、あまりの素晴らしさに1曲目から唸ってしまった。どの曲も真空管アンプにふさわしくアコースティックでジャジー、そしてもの悲しく、適度にアヴァンギャルドと、まさにいうこと無し。そのうえ、選曲リストをみると、9人中1人を除いて知っている名前がない。俄然、興味がわいてくる。こんなふうだから、音楽ってやめられない。当分の間、僕の焼き付けCDランキングの1位に輝くってわけだ。
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