Friday, July 13, 2012

コルビュジエ眼鏡が入荷しました。

Img 1334 中学でかけるハメになったのだから、メガネ歴はそれなりに長い。度が進むたびに新天町のメガネ屋に行き、アレでもないコレでもないと言って母を困らせたものだ。丸メガネを好きになったのは『ホワイト・アルバム』の頃のジョン・レノンのせいなのか、それ以前ジョン・ゼバスチャンだったか?大学時代には肩まで伸ばしたロングヘアーにまん丸のメタル・フレームでベルボトムというピースなイデタチだった。ボストンやウエリントン型のセル・フレームも悪くないなー、と思ったのはウディ・アレンの『アニー・ホール』を観たころだったが、残念ながら町のメガネ屋には見当たらなかった。唯一、上野の「白山眼鏡」には各種そろっていてうれしかった。で、ある日まん丸のセルフレームをかけてみると藤田嗣治になった。それ以来、丸メガネをかけているのだが、最近はちょっと大きめの丸メガネでデヴィッド・ホックニー気分だったりしている。そのフレームはパリのマレ地区にあるメガネ屋で見つけたもので、太いセルロイドとあまり今っぽくないデザインがいいと思う。そこからは、写真のようなモデルも出ていて、テンプル裏に "MOD. LE CORBUSIER" とある。写真で見比べると、たしかにコルブ氏がかけていた眼鏡である。そういえば "MERCI" のカフェの女性スタッフもこれをかけていたっけ。ちょっと文学少女っぽくもある。気になる人は organ に来て試してみてください。