Wednesday, May 20, 2009

le vandemiaire(葡萄月)

Rimg0123 昨日は、久々の郊外ドライブだった。高速を使わず40分ほど走り甘木付近にさしかかると、道の両側に黄金色の麦畑が広がっていた。ウェットな水田と違い、麦畑というのがなんだかゴッホっぽい。なのに、ついうどんを思い浮かべてしまうのは、早起きしすぎで腹が減っていたのだろう。秋月に新居を構えた友人が始めたワインセラー&ギャラリーをのぞいた後、美味しいと評判の蕎麦を食べる予定なのだが、果たしてそれまで待てるだろうか。”le vandemiaire(葡萄月)”という名前が付いたその店は、江戸時代に建てられたという秋月藩家老の長屋門を改装したもの。東京からUターンした友人が家族と一緒に始めたばかりなのである。さっそく、お目当てのビオワインをいくつか試飲させてもらう。一口に自然農法といってもいろいろあるらしく、天体、土壌をとりまく環境すべての力を利用したものや、化学物質を一切使わないものなどから、いわゆる減農薬までを含めた総称なのだ。いづれにしても、寝かして楽しむワインではないので、なるべく早めに消費することが肝心らしい。フランスのロゼと、イタリアの白をいただくことにした。空き腹だったせいか、何種類か試飲しただけなのにほろ酔い気分である。やはり昼間酒ってのは、効きが違う。車に乗り、そこから10分ほど山を登ったところにある蕎麦屋へ向かった。ところが、あいにく休みである。仕方がないので、山をくだり、友人お薦めのうどん屋へ行くことになった。結局、「麦〜うどん」という連想ゲームが完結したことになったので納得した。そうそう、ギャラリーにあった南桂子の版画がとても良かった。次回再訪まであるかしら?
le vandemiaire 葡萄月: 福岡県朝倉市秋月野鳥761-1 tel.0946-25-1025 火曜定休