Thursday, August 6, 2009
唐津へ行った
yukarinを誘って、唐津へ行った。パリでフレンチ料理を教えている彼女にぜひ「川島豆腐」を味わって欲しかったからだ。実は、先週我が家で料理を作ってもらったのだが、どれも野菜中心のあっさり味だったので、きっと出来たての豆腐も気に入ってもらえると考えたのだ。お酒も好きなようで、売り切れてなければ菊姫の山廃生酒も飲めるかもしれない。彼女と知り合ったのは、去年だったか共通の友人から紹介され、今年の初めその友人の結婚式にパリから駆けつけた彼女と東京で再会、6月には福岡に帰郷した際に一緒にお酒を飲む機会があった。なんでも、二十歳の誕生日にそれまで貯金したお金でロマノ・コンティを買い、ワイン道に足を踏み入れたらしい。当日も、朝の5時まで友人と飲んでいたらしく、車の後部座席で仮死状態だった。ところが、「川島豆腐」に着くと俄然元気になり、「こんなに酵母菌が生きている日本酒は初めて・・・」などといいながら、実に美味しそうに飲んでしまった(さすがにお代わりは辞退してビールにしていたが・・・)。その後、近くの「ツルヤ」でカステラを買い求め、「隆太窯」へ。ギャラリーでじっくり鑑賞するが、「お金を貯めて、いつか気に入ったもの全部買う」からと、今回は我慢らしい。友人だという鰻屋「竹屋」の娘さんや、着流しが似合う呉服屋「池田屋」の若旦那とお茶を飲み、11月の「唐津くんち」での再会を期し、七山温泉へ。ぬるめのお湯ですっかりリフレッシュした後、夕闇迫る中を滝見物。先日来の雨のためか、ゴーゴーとすごい勢いの水にビックリ。最後は、福岡に戻り、閉店間際の「TURIP」に滑り込み、ビオワインと新鮮野菜のディナーに舌鼓を打ちながら最近のパリ話。10日に戻る際には、ミョウガや大葉を持ち帰るという。なんでも、暑いパリ、日本のソーメンにそれらを入れたものがとてもウケがいいらしい。パリジャンも夏はあっさりジャポニズムがお気に入りなのだ。