Monday, June 15, 2009

乱れたグリッド

Rimg0147 2泊3日で東京に行ってきた。友人の長男の結婚式出席がメインなのだが、他に様々な用件を作ってしまい、おかげで少しグッタリした。。貧乏性の悪い癖で、スケジュールを詰め込みすぎたのだから自業自得。もちろん、色んなショップを覗いて刺激を受け、夜はお薦めのご飯に舌鼓を打ったのだから、楽しかったことこの上ない。問題は、街が大きすぎで、ヒトも多過ぎ。行きたい店も点在していて、JRや地下鉄を利用していたら、移動するだけでくたびれてしまうことだ。今回はNさんの車のおかげで、楽をさせてもらったけれど。そんな中で、古道具「坂田」はホッとする空間だった。たまたま店主は買付で留守だったが、応対してくれた年配の女性が、購入した焼き網(?)を丁寧に包んでくれた。良い具合に古びた55x40cmくらいの長方形で、どう見ても家庭用の魚焼き網よりデカイ。元々の用途を訪ねたが、わからないとのこと。勝手に、草加せんべいかなんかを焼いたものではないか、と想像した。数点あったらしいが、壁に掛かった2個が最後である。長い間に自然に周辺近くののグリッドが乱れてしまっているところがとても面白い。同行した友人の奥さんと僕が買ってしまったので、とうとう壁ががらんとしてしまったけれど、それも悪くはない。そうでなくても、東京とはいつもなんらかの緊張を強いる街なのだから。それに比べると、福岡はほどほどで良い街だ。間違っても、酔っぱらってお金を落っことす心配はないはずである。