Wednesday, December 10, 2008

T君と木馬

Rimg0208-1 T君が福岡に戻ってきて歓迎会はやったのだが、大勢だったこともあり、ろくに話も出来なかった。で、昨日T君一家3人と僕らだけでご飯を食べた。場所はまだ2才のSちゃんが騒いでもOKなようにと、ワガママを許してくれそうな「ikone」にした。3年前、一緒に南阿蘇の地獄温泉に行った時は、Sちゃんはお母さんであるM子さんのお腹の中だった。去年の春、彼らが大阪に転勤になってすぐの頃、倉敷、直島で落ち合った。そのころはまだハイハイの頃だったが倉敷民芸館の畳の上でゴロゴロ、ゴロゴロと元気いっぱい転がっていた。今では、笑顔をふりまき、片言のおしゃべりをしている。でも、大声を出したりはしなくなっている。T君と僕が酒を飲みながら話をしていると、なんだか興味深げに見つめたりする。M子さんは大阪での思わぬ病からもすっかり立ち直り、以前にも増して元気だ。来年あたりから小さな店を始めるらしい。とても楽しみである。T君が思い出したように言った。「そういえば、以前organで買ったCreative Playthingの木馬、ようやく最近揺らして遊ぶようになりましたよ」。イームズの時代にアメリカで作られた、今では子供用としては高価すぎるこのアイテム、実はSちゃんがお腹にいる時にT君が買ったものなのだ。生まれる子供の為とはいえ、なかなか気前がいい。実は、人一倍インテリアにこだわる彼がすっかり気に入ってしまい、ちゃっかり子供をだしに使った、と言えなくもないのだが。3人が福岡に帰ってきてくれて、なんだか回りがハッピーになったようだ。