総勢10+3名で、一泊温泉忘年会へ行ってきた。+3はTさんの子供達。「うるさいですよ」と、Tさんに釘を刺されていたので覚悟をしていたのだが、取り越し苦労だった。もちろんそれなりに腕白なところもあるのだが、最後には父親の一言をちゃんと聞き分けることが出来るのだ。以前、一緒に飲んでいたとき、Tさんは今の学校教育に対する問題点みたいなことをぶっていたことがあったが、なるほど有言実行しているのだ、と少し納得させられた。育児への父親の参加という事を意識したのは、多分ジョン・レノンのいわゆる「主夫宣言」が最初だったような気がする。その時は「肝心の音楽をほったらかしで、大丈夫なんだろうか?」、などと思ったものだけれど、萎縮させず伸び伸びと、しかも社会性を認識させながら成長を見守るためには、父親の力が不可欠なのだろう。朝方洗面所で顔を洗っていると、いきなり小学1年生の長男から「カンチョー」をお見舞いされた。もちろん、僕もすかさず小さなお尻めがけてお返しを食らわしてやった。ニコニコとイタズラ坊主の顔だった。