Friday, December 12, 2008
種子島の紫芋
今日、「デザインの現場」という雑誌の取材を受けた。来年1月号が九州のデザイナー特集ということで、ENOUGHの活動に興味を持っていただいたらしい。改装したマンション602で話をする中で、この後、鹿児島取材があるとうかがった。そういえば、最近、鹿児島の話題が多い。先日、街中でプレイマウンテンの中原さんにばったりお会いした。鹿児島から仕事で福岡に来て、一段落した後、丁度organに行こうと思っていたところだったらしく、嬉しい偶然とはこの事である。「gi」や「マルチェロ」などを案内させてもらいながら、今開催中の”ASH"というイヴェントの事など、いろいろと興味深い話を聞くことが出来た。この夏訪れた鹿児島の印象が強く残っているだけに、福岡も「リトル東京」などと呼ばれないよう、もっとローカルに根ざした活動を目指したいものだと思う。話変わって、ウチの近所にイートインも出来る美味しいデリがある。近在のナチュラルな食材を使った総菜は、さながら大橋の小さなWhole Foodsと言ったところか。いつもはランチ時に利用するのだが、今夜は奥さんと晩ご飯を食べた。食事を終わり出ようとすると、カウンターの端にある小さなケースに保温された薩摩芋があった。「種子島の紫芋」とある。以前どこかで食べて美味しかった記憶があるし、そうそう鹿児島のフリーペーパー「JUDD」の最新号で、中原さんも薩摩芋のことを書いていたっけ。小さめのものを買って、うちに帰りペロリと食べた。実は、今日は奥さんの誕生日なのだが、「ノミの市」の忙しさにかまけてケーキも準備していなかった。総菜のディナーと紫芋のデザートでも文句を言わない奥さんは、薩摩おごじょも顔負けなのだ。